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  毎年恒例(?)、詩の暗記発表会です。   今年のお題も教科書から、谷川俊太郎さんの詩「どきん」です。 発表順を決めるため、先生が作ったくじを引きます。 どきんの「ど」を引いてしまい、トップバッター?いやだー! と、椅子から崩れ落ち、後ろから先輩に励まされます。   ルールはひとつ。書き終わるまで後ろを振り返らないこと。 書き始めると、隣の教室からゾロゾロと1・2年生が見学にやってきました。 手の空いている先生たちも集まってきました。 教科書のこの詩を暗記して書いているんだって。 すごいなあと、教科書とホワイトボードの文字を見比べます。 そして、これはこういう詩なんだよ、と、ほかの子が、 手話に翻訳した「どきん」を1・2年生に披露します。   日本語が第二言語の子どもたちは、 「どきん」の手話翻訳動画を手立てに、日本語の詩を読み進めます。 ですので、人によっては日本語の詩の確認をする際に、 手話翻訳の「どきん」を表しながら確かめることもあります。   全文書き終わって確かめの時間に入ると、背後の子どもたちがザワザワし始めます。 あっちに移動したり、こっちに移動したりして、友だちの書いた詩を添削し、 「そこは「お...
  2013年4月から2014年3月までの1年間、 だいたい同じ時間に、だいたい同じ場所から グラウンドを定点撮影した写真をまとめました。 日々は繰り返しじゃないことがよくわかります。
  紫陽花が色づく頃、学校に子どもたちが帰ってきました。   6月1日に入学式だなんて、 「あの時はなんだかおかしなことが起こったね。」と、 大きくなった子どもたちが、いつか思い出を語る時が来るのでしょうか。   そうそう、校舎内は3ヶ月間、とても静かでしたが、 オンライン上で行われていたHR活動や授業では、 先生も子どもたちも、変わらずにぎやかにしていたようです。   新しい仲間も増えました。 慎重に、でも楽しむことも忘れずに、日々を過ごしていきます。
    突然の休校から18日目、学校開放が始まりました。 校舎に入る前に、手洗いうがいをし、 玄関で先生の検温チェックを受けます。 その後、アルコール消毒をして教室へ。 久しぶりの再会のせいか、最初はよそいきの顔をしていた子どもたちですが、 いざ活動が始まると、あっという間に通常運転。 先生による今日の流れの説明で、 楽しい時間があることがわかって大喜びしたあとに、 勉強の時間もあると言われ、一気にテンションが下がります。 休校中のストレスを発散するように、グラウンドでも勢いは止まりません。 しばらく静かに仕事をしていた先生たちは、 リレーやケイドロに付き合って息も絶え絶えです。 逆に子どもたちは、晴れ晴れとした顔で帰っていきました。
  幼稚部さん食育の日、いも煮です(11月のできごと)。 里芋の手話を覚えたり、数を数えたり、包丁の扱いを学んだり…。 食育のなかに、いろんな教科のエッセンスが入っていることがわかります。   「ネギを切ると目にしみちゃうよ。」と、訴える年少さんに、 年中さんが、「そうだ。目をつぶって切ればいいんだよ。」と、アドバイス。 大人からしてみればとんでもないアドバイスですが、素直に従う年少さん。 案の定手元が危うくなり、あわてて止める年中さん。   調味料は先生が入れますが、味を決めるのは子どもたち。 味見をしては、「ちょっとうすい」など指示を出して、 先生に出汁やしょうゆを足してもらいます。 子どもたちのOKが出たら完成。   「これは入れないの?」とカレールーの箱を持って不思議がる子に、 「だめだめ、それはまだ入れないの。最後に入れるんだよ。」と別の子。 山形県出身の先生が担当しているので、いも煮のベースは山形風。 シメにカレールーを入れるのも山形県方式だそうです。   いも煮は野外で楽しむ郷土料理。 お天気もいいし、みんなで外で食べましょう。 千神祭の舞台発表から数日しかたっていないので、 食べながら先生に手話リ...
    中学部の劇は「ド・レペ」※です。 海外研修先のフランスで、見て、聞いて、学んで、感じたことを、 オリジナルの劇にしました。 劇中の手話ポエムは、ろう教育の始まりから現代の明晴学園までを繋いで、 壮大な歴史を綴ったすばらしい作品でした。   手話ポエムの担当になった生徒は、前日まで昼休みの時間も惜しんで 廊下で先生に練習を見てもらい、どうすればより美しい表現になるのか、 練習を重ねていました。 まだ歴史の浅い明晴学園ですが、それでも千神祭のトリで 創作手話ポエムを披露することが伝統となりつつあるので、 その重圧とやりがいは、こちらが思っている何倍もの重みがあるのでしょう。   ※ド・レペとはフランスの神父で、世界ではじめてろう学校を作り、 手話で教育を行ったとされる人物です。
  手話狂言「六地蔵」です。 小5のときにも手話狂言を演じているので、 小6は1年ぶり2回目の舞台。 昨年と比べて、所作が格段に洗練されています。 舞台に笑いつつも、型を倣い、身につけることの凄みを感じました。
      幼稚部さんの劇、「からすのパンやさん」です。 自己紹介あり、劇あり、手話ポエムありの複雑な構成ですが、 しっかりと演じきりました。   幼稚部の子どもたち、特に年少さんには「演じる」というのは難しいことです。 そこで年齢に関わらず、みんなができる自己表現として、劇中に自己紹介を挟みます。 観客には、お父さんやお母さん、兄弟だけでなく、おじいさんやおばあさんもいますので、 舞台から客席に向かって自分の名前(日本語の名前と手話の名前)を言うことは、 特別にうれしいことのようです。   自分の番が回ってきたときだけでなく、友だちが自己紹介しているときも、 「うれしくてたまらない!」という顔で、友だちのことを見ています。 そこに、自己表現することへの根源的な喜びが表れていると思うのは、 ちょっと深読みし過ぎでしょうか。
  小学部による劇「ピーターパン」です。 動画の中に、手話ならではのアレンジがきいている 場面があるので、見つけてみてください。 ヒントはフック船長です。
  小学部による手話狂言「仁王」です。 外部から講師を招いて、立ち方、歩き方など、 所作からしっかりお稽古を付けていただきました。   本番が近づくにつれ、稽古時間以外も頭のなかは手話狂言のことばかり。 子どもたちは休み時間のおしゃべりや、先生に質問やお願いがあるときも、 手話狂言の言い回しで話していました。   そして本番。 稽古の甲斐あって、観客席からはたくさんの笑いが起きていました。  

明晴日記

どきどきの「どきん」2020年版

 

毎年恒例(?)、詩の暗記発表会です。

 

今年のお題も教科書から、谷川俊太郎さんの詩「どきん」です。

発表順を決めるため、先生が作ったくじを引きます。

どきんの「ど」を引いてしまい、トップバッター?いやだー!

と、椅子から崩れ落ち、後ろから先輩に励まされます。

 

ルールはひとつ。書き終わるまで後ろを振り返らないこと。

書き始めると、隣の教室からゾロゾロと1・2年生が見学にやってきました。

手の空いている先生たちも集まってきました。

教科書のこの詩を暗記して書いているんだって。

すごいなあと、教科書とホワイトボードの文字を見比べます。

そして、これはこういう詩なんだよ、と、ほかの子が、

手話に翻訳した「どきん」を1・2年生に披露します。

 

日本語が第二言語の子どもたちは、

「どきん」の手話翻訳動画を手立てに、日本語の詩を読み進めます。

ですので、人によっては日本語の詩の確認をする際に、

手話翻訳の「どきん」を表しながら確かめることもあります。

 

全文書き終わって確かめの時間に入ると、背後の子どもたちがザワザワし始めます。

あっちに移動したり、こっちに移動したりして、友だちの書いた詩を添削し、

「そこは「お」だよー!」

「それは消さなくても合ってるよ!」

と、思い思いに手話で応援します。

 

もちろんホワイトボードに向いている友だちに、

その手話は伝わらないのですが、応援に熱が入るあまり近づきすぎて、

先生に「こらこら、後ろに下がりなさい。」と、注意される場面もありました。

 

全部合っているのに自信がなく、書いては消してを繰り返し…。

みんながしびれを切らしたころ、ようやくくるりと振り返りました。

 

まずは、正解・不正解ではなく、何度も何度も確認したことを、先生がしっかりほめます。

結果は…ノーミス、暗記成功!

小テストでは、毎回どこか間違っていたので、喜びもひとしおでしょう。

かみしめるような表情が印象的でした。

 

時間が少なくなってきたので、仕切りを作って2人いっぺんに書きます。

先に終わった子はプレッシャーから解放され、

余裕の心持ちで、2人の詩を、教科書を見ずに添削しながら応援します。

昨年経験済みの先輩たちも、教科書片手に厳しい目で見つめます。

 

先に振り返った子は、先生のチェックが終わるまで、

いてもたってもいられず、神頼みを始めてしまいました。

焦らされながらの結果は、これまた暗記成功!

 

最後の友だちも成功すれば、全員ノーミスの記録達成です。

机に手をかけて確認する後ろ姿に、クラスメイトの熱い視線が注がれます。

最後の友だちが振り向きました。

先生ではなく、子どもたちでチェックしました。

果たして結果は?

毎日ちがう一日

 

2013年4月から2014年3月までの1年間、

だいたい同じ時間に、だいたい同じ場所から

グラウンドを定点撮影した写真をまとめました。

日々は繰り返しじゃないことがよくわかります。

みんなおかえり

 

紫陽花が色づく頃、学校に子どもたちが帰ってきました。

 

6月1日に入学式だなんて、

「あの時はなんだかおかしなことが起こったね。」と、

大きくなった子どもたちが、いつか思い出を語る時が来るのでしょうか。

 

そうそう、校舎内は3ヶ月間、とても静かでしたが、

オンライン上で行われていたHR活動や授業では、

先生も子どもたちも、変わらずにぎやかにしていたようです。

 

新しい仲間も増えました。

慎重に、でも楽しむことも忘れずに、日々を過ごしていきます。

ひさしぶりの再会

 

 

突然の休校から18日目、学校開放が始まりました。

校舎に入る前に、手洗いうがいをし、

玄関で先生の検温チェックを受けます。

その後、アルコール消毒をして教室へ。

久しぶりの再会のせいか、最初はよそいきの顔をしていた子どもたちですが、

いざ活動が始まると、あっという間に通常運転。

先生による今日の流れの説明で、

楽しい時間があることがわかって大喜びしたあとに、

勉強の時間もあると言われ、一気にテンションが下がります。

休校中のストレスを発散するように、グラウンドでも勢いは止まりません。

しばらく静かに仕事をしていた先生たちは、

リレーやケイドロに付き合って息も絶え絶えです。

逆に子どもたちは、晴れ晴れとした顔で帰っていきました。

数えて、作って、歌う、いも煮

 

幼稚部さん食育の日、いも煮です(11月のできごと)。

里芋の手話を覚えたり、数を数えたり、包丁の扱いを学んだり…。

食育のなかに、いろんな教科のエッセンスが入っていることがわかります。

 

「ネギを切ると目にしみちゃうよ。」と、訴える年少さんに、

年中さんが、「そうだ。目をつぶって切ればいいんだよ。」と、アドバイス。

大人からしてみればとんでもないアドバイスですが、素直に従う年少さん。

案の定手元が危うくなり、あわてて止める年中さん。

 

調味料は先生が入れますが、味を決めるのは子どもたち。

味見をしては、「ちょっとうすい」など指示を出して、

先生に出汁やしょうゆを足してもらいます。

子どもたちのOKが出たら完成。

 

「これは入れないの?」とカレールーの箱を持って不思議がる子に、

「だめだめ、それはまだ入れないの。最後に入れるんだよ。」と別の子。

山形県出身の先生が担当しているので、いも煮のベースは山形風。

シメにカレールーを入れるのも山形県方式だそうです。

 

いも煮は野外で楽しむ郷土料理。

お天気もいいし、みんなで外で食べましょう。

千神祭の舞台発表から数日しかたっていないので、

食べながら先生に手話リズムを披露している子もいます。

それならぼくはと、オリジナルの手話リズムを披露する子も出てきました。

それを見た年少さんも、負けじと手話リズムを創作しようとします。

 

「ぎゅう、にく、にくにくにく、いも、いも、いも、いも、…えーと…、ま、いっか、おいしいから。」

 

楽しくておいしい、いも煮会。

中学部の生徒も2階から「ちょうだーい。」とねだっていました。

千神祭本番その6

 

 

中学部の劇は「ド・レペ」※です。

海外研修先のフランスで、見て、聞いて、学んで、感じたことを、

オリジナルの劇にしました。

劇中の手話ポエムは、ろう教育の始まりから現代の明晴学園までを繋いで、

壮大な歴史を綴ったすばらしい作品でした。

 

手話ポエムの担当になった生徒は、前日まで昼休みの時間も惜しんで

廊下で先生に練習を見てもらい、どうすればより美しい表現になるのか、

練習を重ねていました。

まだ歴史の浅い明晴学園ですが、それでも千神祭のトリで

創作手話ポエムを披露することが伝統となりつつあるので、

その重圧とやりがいは、こちらが思っている何倍もの重みがあるのでしょう。

 

※ド・レペとはフランスの神父で、世界ではじめてろう学校を作り、

手話で教育を行ったとされる人物です。

千神祭本番その5

 

手話狂言「六地蔵」です。

小5のときにも手話狂言を演じているので、

小6は1年ぶり2回目の舞台。

昨年と比べて、所作が格段に洗練されています。

舞台に笑いつつも、型を倣い、身につけることの凄みを感じました。

千神祭本番その4

 

 

 

幼稚部さんの劇、「からすのパンやさん」です。

自己紹介あり、劇あり、手話ポエムありの複雑な構成ですが、

しっかりと演じきりました。

 

幼稚部の子どもたち、特に年少さんには「演じる」というのは難しいことです。

そこで年齢に関わらず、みんなができる自己表現として、劇中に自己紹介を挟みます。

観客には、お父さんやお母さん、兄弟だけでなく、おじいさんやおばあさんもいますので、

舞台から客席に向かって自分の名前(日本語の名前と手話の名前)を言うことは、

特別にうれしいことのようです。

 

自分の番が回ってきたときだけでなく、友だちが自己紹介しているときも、

「うれしくてたまらない!」という顔で、友だちのことを見ています。

そこに、自己表現することへの根源的な喜びが表れていると思うのは、

ちょっと深読みし過ぎでしょうか。

千神祭本番その3

 

小学部による劇「ピーターパン」です。

動画の中に、手話ならではのアレンジがきいている

場面があるので、見つけてみてください。

ヒントはフック船長です。

千神祭本番その2

 

小学部による手話狂言「仁王」です。

外部から講師を招いて、立ち方、歩き方など、

所作からしっかりお稽古を付けていただきました。

 

本番が近づくにつれ、稽古時間以外も頭のなかは手話狂言のことばかり。

子どもたちは休み時間のおしゃべりや、先生に質問やお願いがあるときも、

手話狂言の言い回しで話していました。

 

そして本番。

稽古の甲斐あって、観客席からはたくさんの笑いが起きていました。