「明るい」「晴れる」「学園」という手話は、いずれも「ろう」と同じ手形で、両手を用いて表します。誰とでも手話で自由に話せる明るい学校という意味が込められています。
ろう者たちから生まれた自然言語で、日本語とは異なる文法構造をもつ独自の言語です。目や眉やあごなど手以外の動きに文法があり、ろう児が自然に獲得できる唯一の言語です。
第一言語(母語)として日本手話、第二言語として書記日本語を身につけることを目指した教育です。教室内では、常に日本手話と日本語が使用されています。
視覚で情報を得るろう者には、聴者とは異なる言語や思考、価値観、歴史、芸術、生活様式などがあり、それらをろう文化とよびます。ろう文化と聴文化を学び、互いの文化を尊重することを学びます。
聞こえる赤ちゃんは周囲の音声を聞いて自然に日本語を覚えます。聞こえない、聞こえにくい赤ちゃんも手話環境があれば、手話で喃語や幼児語、二語文などを話す(表す)ようになり、聞こえる赤ちゃんと同様な言語発達を遂げ、自然に手話を獲得していきます。そのためには日本手話の環境を整えることが大切です。
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