さいしょの登校日

 

新年度最初の登校日です。

 

やあやあ久しぶり、新しい仲間たちようこそ。

新しい先生は誰かな?

転入生は少し緊張の面持ちで、在園・在校生も少しはにかんだ顔で、

クラスメイトとのあいさつやお喋りがすんだら、すぐに青空始業式です。

 

そのあと、幼稚部さんは、これから毎日遊ぶことになる校庭を、

転入してきたお友だちと一緒に散歩し、小学部と中学部はクラス写真を撮ります。

あれ、変顔してるのは誰でしょう?

 

そして、子どもたちには大事な仕事が残されています。

明日の入学式の係を決め、ソーラン節に手話リズムに手話ポエム、

児童・生徒会長のあいさつなどを考えたり、練習しなければならないのです。

しかもタイムリミットの下校時間はお昼!

 

入学式の、あのすばらしい手話ポエムは、いつも前日に作られていたのですね。

さすがにあいさつは考えているだろうと、下校する生徒会長をつかまえて聞いてみると、

「まだ全然考えてないよ。帰ってから考えます。」

と、驚きの答えを発して、颯爽と帰っていきました。

明晴っ子が本番に強いのは知っていましたが、まさかここまでとは。

 

本番の入学式では、前日しか時間がなかったとは思えない

完成度と、堂々とした態度で、

子どもたちがそれぞれの役回りをこなし、発表していました。