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パリの大舞台に立つ

パリで行われた世界ろう者会議で発表する森田

 

 

海外研修旅行でパリを訪れている中学部です。

いまパリでは世界ろう者会議が開催されています。

明晴学園からは森田が発表したのですが、その発表時間を割いて、

生徒たちも舞台に上がり、手話ポエムを披露しました。

背後のアニメーションも生徒たちが制作しました。

動画は発表後の様子です。

「excellent presentation」という通訳者の声が聞こえます。

 

出発前の生徒たちは、しおり作りに、プレゼン資料作りに、国際手話講座に、

アニメーション制作に、手話ポエムの発表練習に、大忙しの毎日でした。

きっとがんばった分だけの喜びが返ってきたことでしょう。

交流プログラムに、ルーブル美術館、パリろう学校見学に、

ろう者が経営するレストラン訪問と、まだまだ研修旅行は続きます。

帰ってきてからの報告が楽しみです。

 

手話のバスでただいま!

 

中学部も小1・2も、ソワソワしながら窓の外を見ています。

予定より少し遅れて松山さんが運転するバスが入ってくると、

小1・2はたまらず外に駆け出しました。

林間学校に行っていた子どもたちの帰還です。

みんな元気に、無事に帰ってきましたよ。 

松山さんも、運転おつかれさまでした。

手話のバスで出発!

 

小学部の3年生から6年生まで、2泊3日の林間学校に出発しました。

貸切バスの運転手は、ろう者の松山建也さんです。

学校関係で貸切バスの運転を担当されるのは、明晴学園が初めてだそう。

以前からデフゲストとして遊びにいらして、交流を重ねていたので、

「今日の運転は松山さんだよ!ふふふ」

と、子どもたちも(先生も?)大興奮です。

走行中は必ずシートベルトを締めるよう松山さんから説明があると、

子どもたちがすばやく反応して、ベルトを締めようと躍起になり、

「いやいや、まだ大丈夫ですよ!」と松山さんがあわてる場面もありました。

 

「行きも帰りもわたしたち2人が担当します」

「走行中、気分が悪くなったら遠慮せず言ってください」

「一度、パーキングに寄ります」

「安全第一でみなさんを目的地までお運びします」

 

松山さんの手話での説明に、いつも以上の熱心さで聞き入る子どもたち。

あいさつが終わると、盛大な拍手。

出発前なのに、車内はなんともいえない熱気に包まれています。

ろうの仲間が運転する大型バスで、林間学校の宿泊先に向かう。

そのことはとても嬉しく、誇らしく、ワクワクすることなのでしょう。

楽しい3日間になりますように。

 

 

その後、無事到着したと小学部の先生から動画が送られてきました。

お礼を伝える子どもたちと松山さんです。

また明後日のお迎え、よろしくお願いします。

 

迫真の防犯訓練

 

昨日の防犯訓練の様子です。

宅配業者に扮した不審な人が、校内に入ってきた想定で訓練を行いました。

子どもたちは、いち早く避難を終えて現場を見ていなかったので、

もういちど、警察の方と教職員で捕り物の再現をしました。

椅子や、さすまたで応戦する先生たちが不審者を確保すると、

神妙な顔で見ていた子どもたちから拍手が起こりました。

でも、もし不審な人に遭遇したら、とにかく逃げることが鉄則です。

 

「もし拳銃を持っていたら?」「物陰に隠れてください」

「隠れられるところがない場合は?」「ジグザグに逃げてください」

小学部からの質問に警察の方が答えます。

そのやりとりをじっと見ていた幼稚部さん、思うところがあったのか、

すっと手を上げて前に進み出て、

「目立つとわるい人にやられちゃうから、目立たないようにしないとだめ」

と感想を述べていました(蛇足ですが、手話の発達過程がよくわかる、かわいい手話の造語があります)。

 

全部が終わったあと、警察の方からは、

子どもたちの訓練に対する態度や、先生たちの不審者対応について、

たくさんほめていただきました。

手話でまなぶ「どきん」

 

手話と日本語を行ったり来たりしながら、詩の世界を旅する子どもたち。

前回は谷川俊太郎さんの詩「どきん」を、

日本語の授業で学んでいる様子を紹介しました

今回は同じ題材を使った手話の授業です。

 

教材は、先生が「どきん」を朗読している手話動画。

それを見て、子どもたちは手話で詩を理解し、手話による詩の朗読を楽しみます。

そうして、詩というものへの理解を深めていくのです。

授業の最後には、子どもたち1人ひとりが詩を朗読し、

それを先生が講評します。

 

「つるつるのときは、この手の形でいいけど、「おしてみようかなあ」のときの手の形はこっちだよ」

「ひたひた歩いているところの表現が少し単調だね。歩きはじめは慎重な感じで」

「だれかがふりむくところは、少し時間をおいて、ためが必要だね」

手話語彙の正確さだけではなく、朗読時のメリハリだって大事です。

また、「つるつる」していたり「ゆらゆら」していたりする

「何か」の様態を表すための手の形や動き、

顔の部位を動かすことで表れる文法表現のエラーなど、

先生は細かいところまで見逃さず、丁寧にコメントしていきます。

 

はにかんだり、緊張したり、

逆に情感たっぷりに朗読しすぎて笑いを誘ってしまうなど、

子どもたちの反応はそれぞれですが、

普段のおしゃべりの手話とはちょっと違う詩の朗読に、

表現することの喜びを感じているようでした。