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4月の中学部理科

 

 

ひと月ほど前の、中学部理科の様子です。

理科の授業には手話通訳がついています。

 

中3はタマネギの根の先端を使って、細胞分裂の様子を調べています。

どうやら細胞分裂中の染色体を発見できたようです。

 

中1は、前回の授業で顕微鏡の基本操作とプレパラートの

作り方を学んだので、今日は水中の生物を観察します。

駒込ピペットで水鉢の水を吸い上げて、捜索開始。

見つけた!と思ったら空気の粒だったり、

植物の欠片だったりと、最初は苦戦していました。

徐々に操作に慣れてきた生徒が、ミジンコの仲間を発見し、

「心臓がドクドク動いてる!」と同級生に見せてあげると、

同級生も「本当だ!」と感心しきり。

参考のために、顕微鏡の倍率の確認をしています。

 

別の生徒が「先生、ぼくも細長いもの見つけた!」と先生を呼んだのですが、

カバーガラスの境目だとわかり、ちょっと照れくさそう。

先生と、思わず通訳さんも笑ってしまいました。