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どきどきの「どきん」

 

 

先週の小3日本語、谷川俊太郎さんの詩「どきん」の勉強中です。

全編ひらがな、オノマトペが満載の「どきん」に、子どもたちは大苦戦。

そんなとき、助けになるのが手話版「どきん」です。

子どもたちは日本語の授業と平行して、手話の授業でも「どきん」を学んでいます。

手話に翻訳した「どきん」の動画教材を使って、詩の世界を自由に感じ、楽しみます。

そして手話の授業で学んだことを手だてに、原文の「どきん」を日本語として学びます。

 

先生:ここ、日本語では「もすこし」って書いてあるけど、手話の先生は/少し/って言ってた?

児童A:言ってなかった!

児童B:/もっと(更に)/って言ってたよ!

 

こんな風にして手話と日本語を行ったり来たりしながら、

子どもたちは詩の世界を旅しています。

 

明日は授業参観日、「どきん」の発表会です。

今日覚えたところまでを、ホワイトボートに書いて諳んじます。

今日のテストで後半部分を間違えた子たちに、

明日の発表は前半だけにする?と先生が聞くと、

 

「ううん、全部発表したい。がんばる!」

 

明日に向けて気合い十分です。