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青空始業式

 

少し時間を遡って、今日は始業式。

新年度最初の、新入生以外の在校生・転入生が集まる日です。

感染症対策のため、今年度は校庭で行います。

 

小学部と中学部の代表があいさつをし、久しぶりの再会を喜びます。

校長挨拶では、「学」という漢字の成り立ちに、

「手」と「交わる」が入ってるという話を聞き、

まるで明晴学園みたいだねと、みんなでへーっと驚きます。

 

転入生と、新しい先生の紹介では、手話の名前を復唱したあと、

みんなでヒラヒラと拍手します。

「わたしも自己紹介するよ!」と在園生が前に出ようとし、

「新しく明晴にやってきた子だけでいいんだよ」と止められて、

先生に説明を受ける微笑ましい場面もありました。

 

最後は「明晴音頭」で締めくくり。

校庭いっぱいに輪になって、

「明晴」と「ろう」と「元気」をモチーフにした盆踊りを踊りました。

 今年度も、明るく元気にいきましょう。

蝶になったり、トンボになったり

 

 

 

虫とりをするにはまだ早い4月。

どうしようかねえと先生たちが話し合い、

ろう児にぴったりの楽しみ方を思いつきました。

虫の手話とペインティングを組み合わせたデフアートです。

 

手の甲を黄色や緑、黒や水色にペイントして、

蝶やトンボの手話を表して、先生たちが虫に扮します。

 

 「さあ、虫とりに行こう!」

 

子どもたちは大喜び。

お手製虫とり網を掴んで、校庭に飛び出します。

ヒラヒラと舞って移動する蝶の先生を追いかけ、

芝生にしゃがみこんで、バッタの手話で跳躍する先生を捕まえ、

鎌を動かし虫とり網から逃げようとする、カマキリの先生と複数で攻防します。

 

午後は選手交代、子どもたちが虫になり、先生たちが虫とり役です。

先生たちの動きを思い出しながら、蝶やバッタ、トンボや蜘蛛になって、

つかまらないよう、逃げ回ります。

 

「ずっとチョウチョなのも飽きちゃったな」

そんな時は、黄色から黒に塗り替えて

手話を変えると、蝶から蜘蛛に変身できます。 

蜘蛛になったとたん、なんだか顔も強そうな表情になりました。

芝生のどこかに先生が置いた、白い毛糸の蜘蛛の巣を見つけ出し、

その上で獲物を待ち構えます。

 

最後はみんなで、それぞれの虫の手話をしながらかけっこでおしまい。

 

本物の虫はいなかったはずなのに、目をつぶると

色とりどりの虫たちが飛び交う校庭が浮かんできます。

虫とりあそび

 

春休み明けの校庭は、しばらく草刈りをしていないので

シロツメクサでモッコモコです。

幼稚部さんたちは、お手製の虫とり網を持って、

虫とり遊びに飛び出しました。

 

バッタやチョウチョが出てくるにはまだ早い時期だったので、

ヒラリとモンシロチョウが現れようものなら、

広い校庭を、みんなでどこまでも追いかけます。

 

まだ時期が早いから少ないねえなんて先生同士で話していると、

虫さん、全然いないよーと子どもたちが訴えに来ました。

すると先生はしたり顔で

「それはね、みんながドタドタと走り回るから、虫さんが気付いて隠れちゃうんだよ」

と、いかにもな説明をします。

 

すると子どもたち、そうかと納得し、

「シーだよ」、「シー」、「逃げちゃうよ」

と口にひとさし指を押し当てて、抜き足差し足モードにチェンジして、

虫とり遊びを続行しました。

 

4月のテーマは「むし」です。

むしあそびはまだまだ続きます。

ようこそ明晴学園へ

 

4月9日(金)、入園式と入学式が行われました。

プロブラムは例年通りの内容を保ちつつ、

感染症対策のため、時間と参加人数はコンパクトに。

 

校長あいさつでは、飛行機のパイロットに扮した教頭も現れ、

出席者全員で「3、2、1!」と笑顔でカウントダウン。

新しい仲間を乗せ、飛行機「明晴2021号」が離陸しました。

 

手話を翼に、どこまでも高く、どこまでも遠く。

みんなで一緒に飛んでいきましょう。

本物がやってきた!

 

お正月遊びを堪能する幼稚部さん。

今日は、獅子舞を作っていたら本物がやってきました!

 

「獅子舞なんて、全然へいきだもんね。」

なんてうそぶいていた年少の星組さんは、

椅子から飛び上がって、先生の膝の上にまっしぐら。

「あれー?さっき噛まれたいって言ってたよねえ?」

なんて先生に言われても、

「やだやだ!怖いよー!」と前言撤回です。

 

星組以外の諸先輩方は、去年、一昨年も本物の獅子舞に遭遇しているので、

「頭を噛まれると、今年1年元気でいられる」ことを知っています。

去年は机の下に正座して隠れてしまった子や、

大泣きしていた子たちが、自ら獅子舞にスッと頭を

差し出す姿は、微笑ましくもあり、頼もしくもあります。

 

今年の獅子舞は人懐こいようで、頭をなでてとすり寄ってきたり、

おまけにいたずら好きのようで、工作途中の画用紙をパクリ。

(それを見た別のお友だちは、すかさず自分の画用紙を隠していました)

 

びっくりしたお友だちが泣いていると、先ほどあんなに

怖がっていた星組さんは、頭を噛まれてすっかり元気を取り戻し、

お友だちをからかうほどに復活していました。