


イルカ・ワークショップ
海の環境教育NPO「bridge(ブリッジ)」が、実物大のイルカを作るワークショップを開きました。
小学部が二つのグループに分かれ、かんたんな説明のあと写真やDVDを見ながら頭や尾、ひれや目鼻を切りぬき、張り合わせ、組み立ててゆきます。
イルカの鼻はどこについている? そう、ここだよね、じゃ鼻の穴はどっち向き? こっち? うーん、こっち向いてたらすごいスピードで泳ぐとき困るよね。だからこう。でもね、実はイルカは泳いでいるとき鼻の穴にフタをしているんだ、水面に出たときにフタを開けて息するのさ。通訳を介しながら、でも結構身ぶり手ぶりで、子どもたちはインストラクターからイルカについてどんどん学んでいきます。ふうん、イルカって空気吸ってるの。魚とちがうんだね。
じゃあ尻尾はどっち向きだろう?
切り抜いて用意した尻尾を胴体に取り付けるとき、水平方向に付けるか垂直方向に付けるかで3年生と4年生が議論をはじめます。こっちだ、いや、こうだってば。
どうしてあなたは垂直だと思うの? だってさっきのDVDではそうだったもん。でもね、よく考えてみよう。イルカって、どういう風に泳いでた? こう。そうそう、で、魚は? そうだよね。
そこまでいったところで、3年生がはっと気づきます。そうかあ、魚は横にくねくね泳ぐけど、イルカは縦にくねくね泳ぐんだ。横と縦と、ちがう。じゃあ泳ぎやすいのは尻尾が縦、横、どっち向き? と、インストラクターが尋ねる前にもう3年生はイルカの尻尾を横に付けはじめています。そういうときの子どもは、あ、いけね、まちがった、なんて顔はしていません。そうか、そうなんだあ、わかったぞと、夢中です。一瞬のことですが。

掲載日/2008年11月24日(月)


焼き芋
校庭ではじめて火をおこし、焼き芋を焼きました。
もともとは幼稚部が毎月行っている"食育"の企画として予定されていた焼き芋の会だったのですが、そんな楽しそうなことをするならぜひ入れて、と小学部が飛びつき、焼き芋だけでなくトン汁も作ってしまおうと全校アウトドア活動になりました。もちろん幼稚部は自分たちが作った自慢の芋を使います。でも小学部は場所が悪かったのかほとんど取れなかったので、やむなくスーパーで収穫してきました。
あまり煙を出すと近所迷惑なので、枯れ葉だけでなく薪を用意して燃やします。サツマイモは濡れ新聞にくるみホイルに包んで直火に乗せたので、1時間もしないで焼きあがりました。表面は真っ黒、でも皮をむけば中はほっくりねっとり、甘い焼き芋に子どもたちはびっくり。できたてのトン汁で体を温めながら、木枯らしが吹く前の至福のひとときでした。




掲載日/2008年11月20日(木)



明晴祭
11月15日、明晴祭が行われました。
去年までは「学芸会」だったのが、ことしは自分たちの校舎や教室を使えるようになり、いろいろな展示や企画も加えての文化祭に昇格です。天気にも恵まれ、およそ300人の来場者があって明晴劇場(体育館)は一時椅子が足りないほどでした。
明晴祭のメッセージ性の強いテーマを表したオープニング劇「千神・千人に一人の奇跡」をはじめ、幼稚部、小学部各クラスの劇からおわりのことばに至るまで、ほとんどのプログラムを小学部の子どもが中心になって組み、司会進行も子どもたちが分担して務めました。先生や学校が指導する文化祭とちがっていろいろ不備不足があったかもしれませんが、子どもらしさ、明晴らしさが十二分に表れていたのではないでしょうか。この1か月の準備や練習で、子どもたちはたくさんのことを学んだにちがいありません。






掲載日/2008年11月18日(火)


千神
15日に行われる明晴祭のテーマは千神(せんかみ)です。
八百万の神というのはありますけれど、千神は辞書にないことばです。ろう児は千人に一人しか生まれない神様のような子ども、という意味なんだそうです。子どもたちがあれこれアイデアを出しあって、これがいいと決めました。「明晴」とおなじように「千神」も最初の発想が手話で、漢字はあとから付けたもの。手話だと「千」と「神」、手の動きがきっぱりしています。日本語だとこのきっぱり感が薄れますね。
さてその千神たちがお祭りの準備の追いこみ中、教室の「作りもの」が進み、舞台では稽古がくり返されています。中身は秘密なので、写真でお見せできるのはみんなで踊る「明晴音頭」くらいです。「明晴」の手形をもとにして変幻自在にパロディ化できるこの手話リズム、当日はみんなで踊りましょう。


掲載日/2008年11月13日(木)


ゴミ拾い
幼稚部も小学部も、今週はずっと明晴祭の準備をしています。でも劇の練習や展示の用意ばかりしているわけではありません。掃除や片づけもしています。お祭のまえに学校のなかだけでなく、周辺もきれいにしようと、小学部が2班に分かれて学校を取りまく歩道や植え込みのゴミ拾いをしました。いつ捨てられたかわからないジュースの空き缶や発泡スチロールのトレイ、たばこの吸い殻やポリ袋、それに梅干しやガマガエルの死骸まであって、じつにさまざまなゴミが大きな袋2つ分も集まりました。ゴミを拾うというより競って発見するゲームのようなところもあって、おかげで学校はずいぶんきれいになりました。
掲載日/2008年11月11日(火)


口話の授業
明晴学園ではじめての「口話の授業」が行われました。といってもほんとに口話を教えたのではなく、「口話とはこういうもの」とわかってもらうための"模擬授業"です。
小学部でも2年生以上はろう学校で口話の授業を受けた経験がありますが、1年生はほとんど口話を知りません。そもそも明晴学園はなぜ手話の学校なのか、そのことをあらためて理解しようと、市民課の授業のなかで行われた試みでした。
聴者の先生が前に出て大きな口を開け、ゆっくりはっきりした声で「バスに乗客が5人乗っています、バス停で3人降りました、バスには何人残っているでしょう」などと質問します。われこそはと何人かがカッと目を開いて先生の口元を見ていましたが、だめだ、むずかしいとほとんどお手上げでした。さらにキュード・スピーチ、日本語対応手話などのコミュニケーション手段も登場しましたが、やっぱり手話でなきゃ、と当たり前のことを確認した時間でした。「当たり前」の背景が、子どもたちにも少し見えてきたかもしれません。
掲載日/2008年11月7日(金)


収穫の秋
夏休み前に植えたサツマイモが、教室の前にある花壇でみごとに大きくなりました。幼稚部が総出でこの芋掘りです。
はじめに芋のツルをみんなで力を合わせて引っ張ると、ずるずると出てくる出てくる、ゴツゴツとした紫色の迫力あるサツマイモが、まさにイモヅル式に姿を現しました。ヤッタアー、それ僕の、取ったらだめ、先生見てー、っと大騒ぎ。さらにツルを取り払ったあとの土壌を掘り返すと、まだまだ隠れていた大物がいっぱい姿を現し、芋掘りの収穫は2度楽しめました。夏の間毎日、交代で一生懸命水やりをしたかいがあったというものです。予想を上回る収穫は、近く開かれる焼き芋大会を大いに盛りあげることでしょう。

掲載日/2008年11月5日(水)

11月15日は「明晴祭」です
11月15日、明晴祭を行います。明晴祭は去年までフリースクールで行っていた学芸会を拡大発展させ、各種展示なども加えての文化祭として行う催しです。明晴学園のサポーター、ご支援くださっているみなさま、どうぞお出かけ下さい。
なお明晴学園のバイリンガル教育に興味をお持ちの方もご来場いただけますが、事前の申し込みが必要です。下記よりメールでお申し込みください。
また聞こえないお子さんをお持ちの方や、その家族、親族の方などは事前の申し込みは必要ありません。直接おいでになり、気軽に明晴祭をお楽しみください。
第1回明晴祭
- 日時 11月15日(土) 午前12時~午後3時過ぎまでの予定
- 場所 明晴学園体育館および校舎1階
- 内容 幼稚部・小学部による劇、各種展示など
来校される方はスリッパなどの上履きをご持参ください。学校内では食事ができませんので、昼食などはあらかじめすませてお出でくださるようお願いします。
学校近辺には駐車場がありませんのでお車でのご来校はご遠慮ください。
お申込みはこちらまで
掲載日/2008年11月5日(水)